バストアップ

和食でイソフラボンを摂取

食の欧米化が進んでいる現代の日本。
残念なことに、和食を食べる機会は昔と比べて少なくなってしまいました。
肉を使った料理や、油っぽい料理の多い欧米の食事と比べて、野菜や発酵食品中心の和食は健康的です。
栄養の面から見ても、イソフラボンが多く含まれる大豆食品の多い和食は優れて魅力的です。
和食を食べることにより、一日に必要なイソフラボンの量も自然と摂取することができるでしょう。
国の食品安全委員会が示しているイソフラボンの一日の上限摂取量は70~75mg。
この範囲を守りながら、なるべく多くのイソフラボンを摂取したいものです。

イソフラボンを多く含んだ食品とイソフラボンの含有量は、以下のようになっています。
納豆(1パック45g)・・・およそ35mg
豆腐半丁(150g)・・・およそ40mg
薄揚げ(1枚30g)・・・およそ12mg
味噌汁(1杯20g)・・・およそ6mg
煮豆(30g)・・・およそ13mg
豆乳(200cc)・・・およそ40mg
きな粉(大さじ1杯)・・・およそ10mg
また、大豆を使って調理をする場合、気になるのは熱ですね。
ビタミンは熱に弱いので、野菜などの加熱調理は短時間に抑えた方がよいのですが、イソフラボンは熱に強い特徴があります。
嬉しいことに、大豆を加熱調理してもイソフラボンの量はほとんど変わりません。
和食で使われる大豆には、イソフラボン以外にも健康にいい栄養が多く含まれています。

例えば、タンパク質。
タンパク質は人間の身体を造るのに欠かせない成分ですが、大豆は、「畑の肉」と呼ばれるように、良質なタンパク質が豊富に含まれているのです。
それから、血管にこびりついたコレステロールを取り除き、血管内を綺麗にし、血行を良くする働きをもった大豆レシチン。
大豆に含まれるサポニンは、強い抗酸化作用をもち、体内で脂質が酸化することを抑制します。
これにより、高脂血症、動脈硬化症、高血圧症などのリスクを下げる作用があります。

他にも、食物繊維や鉄分、カルシウムなどといった、健康な生活をおくる上で欠かせない栄養素が、大豆には含まれているのです。
世界最高クラスの長寿大国、日本。
イソフラボンが注目される現代は、日本人の健康を支えてきた和食を見直す良い機会なのです。