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妊活にはやっぱりイソフラボン!

2009年2月に開かれた東海産科婦人科学会において、妊娠を望む女性にとって注目すべき発表がなされました。
それは、ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボンの投与が不妊・不育症に有効と考えられる――という内容のものでした。
長期間妊娠できずにいた女性や、原因不明のまま妊娠できなかった女性にダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボンを投与したところ、35人中12人の妊娠が確認されたそうなのです。
驚くのは、その効果があらわれるまでの期間。

1ヶ月で効果が出た例が7件。
2ヶ月で効果が出た例が4件。
3ヶ月で効果が出た例が1件。
いずれも短期間でした。
とはいえ、この実験に使用されたイソフラボンは、『ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン』とされています。
これは一体、どのようなイソフラボンなのでしょうか。

まず、大豆などに含まれている一般的なイソフラボンを『グリコシド型イソフラボン』と呼びます。
これが人間の腸内に入ると、細菌によって分解され、『アグリコン型イソフラボン』に変化することで、体内に吸収されるのです。
要するに『アグリコン型イソフラボン』とは、人体に吸収されやすくなったイソフラボンのことです。

また、『アグリコン型イソフラボン』は、3つの種類があります。
ダイゼイン、ゲニステイン、グリシテインです。
イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンと同様な働きをしますが、ダイゼインはその働きが弱い代わりに副作用が小さいという、安全性の高いイソフラボンのことです。
大豆の中でも胚芽に多く含まれています。
ダイゼインリッチとは、そのダイゼインが豊富に含まれているということです。

そして、この『ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン』が女性の体内で、受精卵が着床に必要不可欠な『リフ(LIF)』と『トランスフォーミング成長因子β(TGF-β)』という物質の分泌を促すことまでも分かっているのです。
このように、『ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン』は、赤ちゃんを望む女性にとって力強い味方となってくれそうです。
しかし、残念なことに『ダイゼインリッチなアグリコン型イソフラボン』は普通の食事から摂取するのは難しく、サプリメントによる摂取が適しているようです。
用法・用量を守った上で、イソフラボンを妊活に組み込んでみるのはいかがでしょうか。